ネットTAM

Voices〜みんなの声座〜

私たちは長い歴史の中で
星を見上げ、それらをつなぎ星座と呼ぶことで
さまざまな想像を育んできました。

今、表現の喜びや大きな困難を前に
芸術に携わる人々の声を見上げつなぐことで
答えや方法が決して一つでないことを知ります。

さまざまな分野で表現と向き合う人の声を集めました。
そこから、どんな星座が見えてくるでしょうか。
あなたの今の声を届けてください。

切実な生活の中で必要な力
2020年の春は一年経っても鮮明だ。名古屋から京都への移住と息子の小学校入学、娘の保育園転園。家族単位での生活環境の変化に加え、コロナによる大きな変容。入学早々に小学校は休校になり、時差はあったものの
芸術は不要不急か。無用の長物か。
これからの数年間は、この問いに真摯に答えていく数年間になるだろう。 芸術がいまだに「余裕のある人の趣味・娯楽」だと思われている現状は、近年の表現を取り巻く動向や、コロナ禍での支援を求める文化芸術関係
当事者性と不確実性に向き合いながら
 コロナ禍でみんな外に出れず、劇場も思うように使えない、ステージでシャウトしてダイブすることもままならない、そんな時代が訪れてこんなにも長く続くとは想像したことがなかった。  もちろん、困ったし
劇場は「生きている」ことを実感する空間
「生きている」ことをどのようにして実感するか―コロナ禍の今、それがとても大切だと思っています。その実感を得ることができる空間の一つが、劇場。生きている人間が演じ、生きている人間が観て、共に笑い、共に涙
開かない幕はないと信じて
舞台をつくる人間にとって、幕は開くものであり、開けなければならないもの、と日々心に刻んで生きているものの、2020年のパンデミック下においては、幕は開けられるのか、という問いの中で過ごし続けた1年でし
芸術とは生きることそのもの
ステイホームという言葉に人々が慣れ始めてから1年近く経つ。仕事は全てテレワークになり、人に会う機会や大好きなコンサートへ出向く機会もほとんどなくなった。今まで過密とも言えた人生が一気に「疎」になり、よ
アートの外側へと届く言葉を育むこと
 2020年ほどアートに触れない1年はなかった。緊急事態宣言の発出以降外出を自粛し、夏休みに少し緊張しながら東京国立近代美術館の「ピーター・ドイグ展」を訪れた時、美術館という空間にいること自体に、とに
創造的に生きぬく時代に
 私は2010年に骨肉腫という病気で、それまで積み重ねてきた人生が完全リセットされて、日常の景色が一変しました。2020年、新型コロナウイルスが猛威をふるい、自宅で過ごす時間が多くなってきた頃に、どこ
2020年:コロナ禍の3月から12月
2020年3月、国内外の劇場で公演を企画・制作する私たちは、ほとんどの全て事業がストップした。 (特に海外公演については、2020年が終ろうとしている今も再会の目処が立っていない。) むこう2年間
稜線
私は「美術手帖」という組織のなかで、企業や団体とアートプロジェクトを企画することを仕事にしているが、近年、構想を練るうえで自然や生態系にヒントを求めることが増えている。地球が誕生し46億年が経つなかで
危機に対応できる制度に向けて
わたしは今この文章を二度目のロックダウン下にあるドイツで書いています。文化施設は再び閉鎖されましたが、その前に補償も決定されました。ドイツの文化芸術支援では、民間諸団体を統括し、前身を含めると1981
尽きていく想像力の後に
戦争や災害をめぐる作品を制作してきた私にとって、COVID-19のパンデミックは、表現活動の対象になるはずでした。国内外からこの歴史的な局面に関しての意見を求められもしました。しかし、答えられないので
心の繋がり
芸術は、乾いた心を潤し豊かにするパワーがある。 コロナで先が見えない自粛期間中、舞台関係者&アーティストの活動資金を助成するプロジェクト「Hearts for Artists」を開催しました。世
移動について
私は秋田と名古屋を拠点としています。そのため2020年3月までは、ほぼ毎週あらゆる交通手段を駆使しこの二地域を中心に移動を重ねてきました。どちらかというと早くて大きな移動ばかりです。移動自体が生活の一
未来につなげる伝統
私は家業である「能」を継ぐにあたり、すべてを己の判断で決めました。それは自分の将来を決めた中学3年生のとき。それ以来、どんなことが起きても続けることがミッションです。 コロナ禍で、今まで通りに活
1/2の客席―座れない椅子のその先に
コロナ禍でコンサートの代替として普及した映像配信は、様々な理由でホールに来場できない人への新たなアクセスになりました。さらに、チャットなどで交流しながらコンサートをヴァーチャルな共同体験として楽しむ音
心の拠り所へ
エンターテインメントの業界が新型コロナウイルスの影響を受け出したと実感したのは緊急事態宣言が出るよりもっと前の2020年2月からでした。 舞台ができない、一生懸命作り上げてきたものを披露できない、そ
音楽はあなたの隣に
生演奏の素晴らしさに勝るものは無いけれど、この数カ月でテレワーク動画、ライブ配信など、聴く人に合った方法で音楽を楽しめるようになったことは、クラシック音楽業界ではとても画期的だったと思います。
郷土芸能、何のため?誰のため?
郷土芸能や祭りって、何の、誰のために続けられてきたのだろう、と自問する日々。科学や医療や情報が発達し世界で、もしかして、祈願や信仰は必要ないのかもしれない。けれど、2020年の私達は、いつもより慎重に
劇場のことば
劇場には、誰かに作品を届けたいという思いと、それを受け止めてくれる方が集まります。 思いを共有出来る場所です。 「今、劇場として出来ることは何だろう?」と、日々考えます。 それはまず
学び直す。やり直す。
 コロナ禍により「人と集まる」「移動する」「対面で大声で笑いながら会話をする」といったこれまで私達が当たり前のように享受してきたことができない状況が続いています。この状況は当然のことながら、アートを触