ネットTAM

トヨタ・アートマネジメントは、トヨタの社会貢献活動の芸術・文化活動における取り組みです。

トヨタは1996年に、アートを通して地域社会を活性化する「地域のアートマネージャー」を各地で育成。行政・文化機関・地域などで地元密着型のアートマネジメントが盛んになることを目的に、「トヨタ・アート・マネジメント講座」(以下TAM講座:タム講座)を開始しました。この講座は、2004年までに全国32地域にて53回開催し、延べ1万人の方に参加いただきました。

そのような中、アートを取り巻く環境は、TAM講座の開始当初より大きく変化しました。文化芸術振興基本法が制定され、大学・大学院でのアートマネジメント関連講座も多数となり、芸術系NPOも各地に誕生するとともに、TAM講座をきっかけとして各地域のアートプロジェクトが活性化し、マスコミにも大きく報道されるようになりました。専門家だけではなく、市民の方々がより積極的にアートと関わるようになり、社会とアートの関係が多様化していきました。

こうした現状を確認できたこともあり、従来の「講座形式」での活動はひと区切りとし、アートマネジメントに関する情報をさらに幅広い方々にご利用いただくことを目標に、2004年にアートマネジメント総合情報サイト「ネットTAM(ネットタム)」を開設し、多くの皆さまにご覧いただいております。

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