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東日本大震災につきまして、お見舞いとネットTAMにできること

3月11日に発生した東日本大震災におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

【ネットTAMサイトでできること】
いますぐにネットTAMでできるのは関連情報の提供です。
アートマネジメント事始め「アートのリスクマネジメント入門(3)」では、著者の箱守栄一さんが、阪神・淡路大震災の際の災害美術品レスキューのことを、下記のように書いておられますので、共有します。

「震源に近い神戸市博物館では壁から離して置いてあった独立展示ケースが倒れず、一方震源から遠い大阪の美術館では、壁から離れた独立展示ケースが倒れていました。冷静に周囲の状況を見極めると、床の素材がPタイル(薄い板状のプラスチック系床材)とタイルカーペットという違いがありました。Pタイルの床では、床と独立展示ケースの足との摩擦が少なく、建物が一瞬揺れてもケースは宙に浮いたようになり、倒れずにすんでいたのでした」

今後も大きな余震が発生する可能性があり、引き続き予断を許さない状況が続いています。
上記、施設の地震対策にお役立ていただけましたら幸いです。


2011年3月14日

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