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国際教育音楽祭"PMF"コンサート訪問記

北海道民の方は詳しくご存知かもしれませんが、毎年夏、札幌を主会場に国際教育音楽祭が開かれています。PMFと呼ばれています。
パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭です。20世紀を代表する音楽家、レナード・バーンスタインの提唱で1990年に始まり 、毎年夏、 日本の札幌を主会場に開催しています。
トヨタはグランドパートナーズ(特別支援企業)としてPMFを支援しています。

今年は7月8日から始まり、8月5日までPMFが開催されます。
実はネットTAM事務局S藤は、このPMFの担当をしており、上司S水とともにPMFを聴きに札幌へ行ってきました!!

この日行われたのは、ピクニックコンサート。
札幌市郊外にある札幌芸術の森・屋外ステージを舞台に、お昼の12時から夜の7時まで!!
もちろん休憩はありますが、クラシック音楽好きにとってはほぼ一日音楽にどっぷり浸かっていられる至福の一日。

この時期の札幌は、例年であれば本当に短い夏の真っ盛り。
晴れて気温が30度を超えることもあまりなく、本州に住む人にとっては、湿気がなく快適な夏なのですが...。
今年は運悪く雨の日に当たってしまいました...。

新千歳空港から最寄駅に向かう高速バスの中、雨天決行だろうか大丈夫だろうかと不安でしたが、会場へ向かう臨時バスが無事に出ており一安心。
車内でもみなさんワクワクしている様子が伝わってきます。

会場は、イス席と芝生席とあり、晴れていれば芝生に寝転がって音楽を聴く...なんていうホールで行われるクラシックコンサートではけして出来ないようなことも可能。
通常はある未就学児に対する入場制限もありません。

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コンサート最初は雨が激しく、芝生席のみなさんはレインコートを着ながらの鑑賞。
中にはテントを張って準備万端に鑑賞している方も...。きっと何度もこのコンサートに足を運んでいるんだななんて想像してしまいました。

クラシックコンサートというと、どうしても堅苦しいものを想像しがち。
曲の最中の出入りは出来ない、咳やくしゃみも頑張って我慢...。子どもを連れて行くときはどうしてもまわりに迷惑にならないように...と大変気を遣ってしまいます。
でも、このピクニックコンサートは小さな子どもも大丈夫。咳やくしゃみは大きいと困るけど、小さければ大丈夫。雰囲気も和やかなものです。
来場者も小さな子どもから若いお父さんお母さん、中高年に至るまで幅広い層がいらっしゃってました。
こういうコンサートがクラシックの裾野を広げていくんだなと感じました。

PMFは、チケット収入、自治体からの助成金や企業からの協賛金だけに頼らず、個人の賛助会員を募集したり、インターネット上で寄付金を募ったり...とこの音楽祭を維持するためにさまざまな活動をしています。
※詳細はホームページ参照
こういった活動はネットTAMをご覧いただいているみなさまの活動にも役立つのではないかなと思います。

PMFのコンサートは5日まで今年の公演が続きます。
興味があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!?

●8月3日(火) PMFオーケストラ演奏会~サルート・トゥ・ショパン&ブルックナー~ @ザ・シンフォニーホール(大阪)
●8月4日(水) PMFオーケストラ演奏会~サルート・トゥ・ショパン&ブルックナー~ @サントリーホール(東京)
●8月5日(木) NOMURA Presents PMFチャリティコンサート @東京オペラシティ コンサートホール

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芸術監督と指揮を務めるファビオ・ルイジ氏。

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終演近くなると幻想的な雰囲気に包まれます。

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