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プログラム追加情報

ネットTAM運営事務局です。当日プログラムについての追加情報です。

オープニングスピーチは、主催者を代表し、トヨタ自動車社会貢献推進部長・内川重信がご挨拶いたします。また、総合セッションにも主催者を代表して出演することになりました。プロフィールは以下の通りです。

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内川重信(うちかわ しげのぶ)  トヨタ自動車(株) 社会貢献推進部長
1953年長野県生まれ。東京大学経済学部経済学科卒。1976年トヨタ自動車(株)入社。車両業務部、海外企画部、ヨーロッパ部、海外渉外広報部を経て、2002年から4年間トヨタモーターヨーロッパに駐在。2006年帰国後、現在に至る。大学時代には山岳部に所属、現在も休みの日には山登りが趣味。
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オープニングスピーチでは、トヨタ自動車の社会貢献活動理念や行動指針、芸術文化支援活動の位置付けや内容などをお話します。また、トヨタの社会貢献活動に対する市民(消費者/生活者)の期待項目なども紹介し、今後のメセナ活動について、そして「なぜ今アートなのか」をみなさまとともに考えたいとます。

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ここで、メセナ(芸術文化支援)を含む企業の社会貢献活動の全般的な現状について少し情報を。
企業の社会貢献活動に対する考え方や取り組みはこの15年でかなり進化しました。昨今のCSR(企業の社会的責任)重視の動きもあり、企業が社会貢献活動を行うことそのものについて異を唱える経営者は、いまや小数派となったのではと思います。そうなると、次に重要になってくるのは社会貢献として何を行うかです。平等・公平な施策が前提(義務)の行政と違い、企業は「選択と集中」―重点分野に力を注ぐことで力を発揮します。今、多くの企業が、どのような分野の貢献活動に重点を置くか、方針を改めて整理しています。経営理念、得意分野や社業との関連、過去の実績(世の中への影響)や経験、社会からの期待・要請等、さまざまな観点から指針が作られていきます。

企業のこと、企業の社会貢献や芸術文化支援を取り巻く環境について多くの方に知っていただきたいと日頃より願っている事務局(メセ協)W林ですが、今回のオープニングスピーチは、特に企業の社会貢献についての考えを知りたいという方にはぜひ聞いていただきたいです。お楽しみに!

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