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第68回リレーコラム筆者の原田則彦さん(ZAGATOデザインセンター・チーフデザイナー)にお会いしました!

8/19、現在掲載中の第68回リレーコラム「とっても楽しい自動車のデザイン」を書いてくださった、ZAGATOデザインセンター・チーフデザイナーの原田則彦さんにお会いしました。

普段はイタリアで活動されているカーデザイナーの原田さん。
なかなかお目にかかる機会はないだろうなあと思っていたのですが、もっかご帰国中でお会いできたのです!
この日はちょうどネットTAMの8月定例会議の日であり、また偶然にも原田さんがご近所でなんと当方までご足労くださったため、幸運にもネットTAM運営メンバーがそろってご挨拶できました。

★DSC05441_R.JPG

                      原田さん(中央)を囲ん

話題は、コラムにも書かれていた原田さんがいまだ未解明の"普遍的な美の秩序を宿す仕組み"(排気管のマイナー音階や黄金比の長方形に分割できる側面形のエピソード)のことから、単品車や少量生産車はどのように作られるのか、目の肥えたお客様とどのようなやり取りを重ねるのか、原田さんは車全体のどの部分までをデザインするのかといった、カーデザイナーとしてのお仕事のこと、日本人とイタリア人の気質の違いや、帰国すると感じる日本の変化(女性が元気!など)まで、実にさまざまなことに及びました。

おだやかににこやかに、どんな質問にも丁寧にお答えくださるので、ネットTAMメンバーからの質問は次から次へとなかなか尽きませんでした。

bentley-continental-gt-zagato--2007.jpg    なぜ屋根の中央が少しくぼんだラインなのか――こんな質問にも興味深いお話をしてくださいました。


あっという間の1時間でしたが、最後メンバーに「がんばりましょう」とエールを送ってくださいました。翌日にもメールをくださいました。とても励みになりました。
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皆さま、
先日は、お仕事中お邪魔をしていることもすっかりと忘れ、いろいろ楽しいお話をさせていただきました。
社会貢献推進部のお仕事という事でしたが、皆さま自動車やそれを取り巻く環境に人並ならぬ関心をお持ちで、とても嬉しかった次第です。
私の仕事は、スタジオに籠る事がほとんどで、あまり仕事以外の人との出会いは期待できませんので、今回の皆さまとのお話はことのほか新鮮でありました。
やはり、自分の感性をフレッシュに保つためにもいろいろな出会いは大切ですね。
また、昨夜は私にバトンを渡してくれた細谷さんとも会って、楽しいひと時を過ごしました。
人との出会いが、また別の出会いを呼ぶという事ですね。
23日にイタリアへ戻ります。
こちらもまだまだ厳しい暑さが続くようですが、どうかご自愛のうえ、お元気にお過ごしください。
有難うございました。
原田則彦
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「人との出会いが、また別の出会いを呼ぶ」――ほんとうにそうだなと思いました。皆さんに感謝。

原田さん、暑い中、ほんとうにありがとうございました!   

ネットTAM運営メンバー一同

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