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英国の総選挙と文化政策

英国の総選挙が、5月6日に実施されるとのこと。5年ぶりの総選挙は、13年続いた労働党の長期政権から、政権交代となるかが最大の焦点となっています。

英国のアート分野でも、しばらく前から、政権交代を見据えた動き、政策議論が盛んに行われているようです。たしかに、1997年に華々しく労働党が政権をとった際も、文化政策ががらりと変わった記憶があります。施策や制度もさることながら、関係者の期待感、高揚感がアート分野にも漂っていた感じがしました。
このたびの選挙で、英国のアート、文化政策はどうかわっていくのか、注目です。日本の状況とそのまま比較することはできませんが、政権交代を経た日本の動きもあわせて、いろいろ考えたいところです。

以下に、いくつか参考情報を。

本ブログで何度かご紹介した、海外のアートマネジメント情報ポータルサイト「Arts Management Network」(ドイツ、1996年スタート)が発行するニューズレターの最新号(Arts Management Newsletter | Issue No. 96、4/1発行)では、「The Future of Culture with a Conservative Government:The cultural policy proposals of the Tory party in the UK」と題し、英国の選挙と文化政策の動き、特に政権奪取も予想される保守党(Tory)の政策について、現状にも触れながら紹介しています。

ニューズレターはPDFで配信されます。定期購読可能。バックナンバーは1か月遅れでサイトに掲載されます。

★保守党文化政策方針(保守党公式サイト
★労働党文化政策方針(労働党公式サイト

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