ネットTAM

横浜市「調査季報」(特集:創造都市横浜)

<職員が自由に意見を発表し討論する政策研究誌>として横浜市が発行する「調査季報」の最新号(vol.163)の特集テーマは、「創造都市横浜」。創造的な都市づくりに本格的に取り組む横浜市のこれまでと現状、今後について、市や関係する現場の担当者が寄稿している。この1冊で、横浜市の創造都市戦略の概要を把握できる内容だ。

「アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)」のページでは、トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクトのことに触れていただいた。今春、ACYの方々が新たな助成制度開発のためにと、われわれ事務局にヒアリングにいらした(4/23ブログ)。その後、ACYさんは創作活動の仕組みづくりとその担い手を同時に募る助成制度「アーティストを支援するプログラムのための助成」を独自開発、スタートされた。

光栄なことに、この制度の説明の中で「トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクトにヒントを得ている」と言及してくださっている。事前に原稿の確認もいただいたのだが、「仲間」が増えたような心持ちがして事務局一同大いに喜んだ。「助成対象を横浜市在住者だけに限っていないところに懐の深さを感じる」(トヨタS)等の感想もでた。

ともに「仕組みづくり」支援に取り組んでいけたらと願っている。

081101_231801.jpg

この記事をシェアする: