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アートで熱い青森

今月のリレーコラムは、国際芸術センター青森(ACAC)の日沼禎子さんが書いてくださいました。

青森アートシーンの転機になったという「トヨタ・アートマネジメント講座Vol.24/青森セッション(TAM/A)」から現在に至るまでの動きを読むと、う~む、確かに「熱い」。

多くの市民ボランティアが参加し驚異的な動員数が話題となった「奈良美智展」、消しゴム版画家ナンシー関さんの展覧会、数々のアートNPOの誕生、ACAC、県立美術館、そして十和田市現代美術館の開館------

北国青森で熱を保ち続け、じわりじわりと温度を上げ、各地でパッと炎が点火されていったんだなあと思うと、TAMがそのきっかけと言っていただけることは大変光栄だし、何よりも地域の方々の、この間の取り組みに敬意を表さずにはいられない。想いを実際に形にするのは、並大抵の熱意と努力ではなかったはずだ。「あったらいいなあ」「誰かやってくれないかなあ」で終わっていないのは、本当にすごい。

お盆休みの方も多いことと思います。青森に行きたくなりますね!日沼さんおすすめの『在青手帖』片手に・・・(青森以外でも入手可)

▼第44回リレーコラム 「豊かな生活者たち」

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