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「コミュニティダンス」

本日、「ダンスが日本を救う!?~日本におけるコミュニティダンスの確立に向けて~」というシンポジウムに参加しました。ブリティッシュ・カウンシルとNPO法人JCDNの共催で、英国から専門家を招き、ダンスを活用した地域活性化や子どもの創造力育成をテーマに議論するもの。

チラシによると、コミュニティダンスとは・・・「ダンスアーティストと一般の人々が一緒に創造的な活動をおこなうこと。誰もが踊ることを楽しみ、自己をクリエイティブに表現する方法を体験することにより、表現や価値観の多様性を知り、身体的にも精神的にも活力のある生活を育む。誰もがダンスに触れ、参加できるような環境が作られることで、コミュニティが活性化され、芸術形態としてのダンスの質も向上し、新たな雇用も生み出される」。

「どこでも誰でも参加できるもの」だけれど、高度なスキルを備えたダンスの専門家(highly skilled ptofessionals;dance practitioners)が展開しているとのこと。そうした専門家らが、たくさんの事例・データ・ビジュアル資料をたずさえてきてくれたのですが、中でも、老若男女が地域コミュニティの中で(劇場の舞台ではなく!)、さまざまな場面で、実にいろいろな形で踊っているVTRには引き込まれました。

さて、このシンポジウムの京都編が来週8/12(火)~13(水)に開催されるそうです(@京都芸術センター講堂)。「子どもの創造力育成」がテーマ。第19回リレーコラム執筆者の堤康彦さん、第27回の佐東範一さんも出演されます。来場者参加型のディスカッションも貴重。ダンスや教育関係者だけでなく異なる分野の方もぜひどうぞ。

▼シンポジウムII 「日本の教育に必要なこと=生きるために必要なコミュニケーション力と創造力を育てること−なぜ、教育の中にダンスが必要なのか、英国の取り組みと日本での今後の課題について−」

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