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事始め「文化政策入門」は保存版

富山大学芸術文化学部教授・伊藤裕夫先生によるアートマネジメント事始め「第5回文化政策入門」を、8/1に公開しました。2月に始まった連載もいよいよ最終回となりました。

「昨今は芸術文化振興という形で望ましいものとして受取られている<文化政策>も、実は単純に"望ましいもの"と期待するわけにはいかないものなのです」----こんな刺激的な話から始まったレクチャー。

その後も毎回毎回、文化政策・・・だけにとどまらず、芸術文化やアートマネジメントの新たな見方、とらえ方を知ることができました。

改めて5回通しで読んでいただけましたら幸いです。ぜひ保存版に!

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第1回 文化政策とは
文化政策とは何か、その定義と歴史について。

第2回 日本の文化政策の状況 【1】
日本における国の文化政策の歴史(江戸、明治維新期、第二次大戦期)。

第3回 日本の文化政策の状況 【2】
文化政策はどのように決められるのか、文化政策を実現化するのは誰か。

第4回 世界の文化政策
欧米と非欧米圏の文化政策概観(欧米:意志決定(価値判断)の仕組みとその実現方法、非欧米圏:文化政策の政治的意味)。

第5回 今後の文化政策--課題と展望
現在ヨーロッパで施行しつつある「文化政策の転換」の動きと、日本への波及。今日求められる文化政策についての展望(「今後の文化政策をみるためのキーワード」)。

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・・・いやあ、北京五輪の開会式はすごいですねえ。 

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