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第43回リレーコラム

岩手県在住、彫刻家の菅沼緑(すがぬま ろく)さんによる、第43回リレーコラムを掲載しました。

「世界はあちこちの泉でもある田舎の集合体なのだから、実体としての社会は田舎の方が新鮮で生々しいのは当たり前」

この一文を読んで、そうか、だから地域のアートプロジェクトは、刺激的でリアリティがあるんだなと納得しました。先月の武政さんに続きご紹介いただいた、「街かど美術館 アート@つちざわ<土澤>」が、「アナーキーで猥雑なエネルギーに満ちている」と評されるのも納得。
「田舎に決定的に不足しているのは批評だ」といった人があるけれど、それならば、経済ではない批評を、あるいは価値の基準となる評価を作ることができれば、経済の持つ評価機能に変われるのではないだろうか。

新しい価値基準、作りたいですね!


菅沼さん、執筆ありがとうございました。


▼第43回リレーコラム「世界は田舎の集合」


 

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