清水 美帆
しみず みほ
Danger Museum
1976年に東京で生まれる。2001年にロンドン大学ゴールドスミス・カレッジファインアート科を卒業し、2011年にはオスロ国立芸術大学大学院ファインアート科を卒業。旅の思い出という側面も持ちつつ、多様な表現で旅を語ることにより、作品は記録とフィクションの境をさまよう。訪れた場所の環境や社会、時には美術館のコレクションなどを要素にしたコラージュも制作。作品の形態は多岐にわたり、コンピューター コラージュ、写真、テキスタイル ソファ、絵巻物、水彩画、LPレコード、音楽、食器の装飾作品などがある。装飾的な作品では、それがアートの世界とデザインの世界を行ったり来たりし、作品の意味合いがその都度変化することにも興味を持っている。デンジャー ミュージアムとしてはオィヴン・レンバーグ(ノルウェー)と活動し、またそれぞれ、ソロのアーティストとしても活動している。
最近の活動としては、ホルダランドアートセンター(HKS)にてノルウェー西部をテーマにした作品を依頼され、2010年にHKS、2011年にKabuso(ともにノルウェー)にて展示を行った。「The Museum Show Part 2」という美術館をコンセプトに制作しているアーティストを集めたArnolfini でのグループ展にも2011年に参加。個人の活動としてはKurt Kurt(ベルリン)にてレジデンシーを行い、ソーセージのソファなどを制作。調布在住の作家のグループ展「Memento Chofu」展(東京)では久しぶりに日本で作品を展示する機会を得た。