ネットTAM

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福岡セッション

21世紀へのチャレンジ


開催日: 2000年9月 3・10日、 2001年3月 17・18日
開催地域: 福岡
会場: 赤煉瓦文化会館、jmc音楽研究所、ふくふくプラザ、NTT夢天神
ジャンル: チャレンジ編
参加者数: 100人
コーディネーター: TAM2001福岡実行委員会 大畑恵三

TAM '98 福岡(98年2月)に続く音楽編。今回は、音楽としては全国に先駆けた「チャレンジ編-2 福岡」の開催となり、その内容がいかにあるべきか?・・・について大いに悩むことになった。98年のTAMでは「音楽普及プログラム」の研究開発の必要性が認識され、その後<研究会>を立ち上げて活動を続けていたが、チャレンジ編はその流れを引き継ぐものでなければならない。アートマネジメントの役割を考える時、<プログラム開発>→<運営組織と形態>→<社会との接点>→<芸術音楽を社会に開く>のプロセスをいかにして実現するかが問題となってくる。

先ず(1)2000年9月「アートマネジメント入門講座」で、マネジメントの基礎知識を学ぶ講座を開催。同時に(2)演奏家の募集(オーディション)を始めた。次に(3)入門講座の受講者よりTAM2001福岡《公開講座》の実行委員を選び、6ヶ月をかけて《公開講座》の制作を準備経験することで「実践教室」とした。

(4)2001年3月に開催した《公開講座》では、地域社会における「21世紀の芸術環境デザインを試みる」ことをテーマに、<日本全体の方向性>→<地方の時代での連携の可能性>→<アウトリーチとは何か?>→<NPO・公共ホール・企業メセナの連携>の構成によって、21世紀の地域社会における「芸術支援の形態」と「芸術活動の実際」について模索し、デザインの提示を試みた。

アートマネジメントにおいて日本の最先端をゆく講師陣に来ていただいたおかげで、非常に充実した内容の公開講座が実現できたと自負している。実行委員として残された課題は、その充実した内容が提示したものを『現実』のものにする行動力であろう。現在、実行委員会のメンバーにより『ミュージック2001』の組織を立ち上げ、NPO法人化への準備をすすめると同時に、「NPO・公共ホール・企業メセナ連携」による地域社会における芸術支援の企画を準備中である。

[TAM2001福岡 実行委員長 大畑惠三/01年7月]

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