ネットTAM

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岡山セッション

アートマネジメント実践道場


開催日: 2000年 5月-11月
開催地域: 岡山
会場: 半田山植物園、岡山県立美術館、他
ジャンル: チャレンジ編
参加者数: 80人
コーディネーター: NPO法人meats、岡山県立美術館 柳沢秀行

まだ29歳の僕が、はじめてトヨタ・アートマネジメント講座を引き受けてから、はや5年。その頃はまだTAM(タム)なんて言い方だってなかったっけ。

あの時、蒔いた種のいくつかはちゃんと実になり、なんたって後楽園で現代美術展もできちゃったし。でも、それもこれも何よりTAMからいただいた人のつながりがあってこそ。そしてこれからもなによりも大切なのは人。と、思っていたから今回のTAMのフォローアップセッションも喜んで引き受けさせてもらいました。それも僕個人ではなく、折り良く立ち上がったばかりのNPO meatsとして。

「まあ10人位かな」と思っていたところに50人近い応募。びっくり!

後楽園の現代美術展でも設営ボランティアにのべ300人近い人たちも来たし...。今、みんな、こんな形でアートに触れたいんだ。

でも正直、これだけの数の人がいれば、熱意もスキルもバラバラなのは当然。そこに適切な距離を持ちながら同伴し、適切な役割を見出してもらうのは、ほんとにシンドイ。なかには講座の早々に姿を見せなくなった人もいるし(どうしてるかな? あの熱意を形にしてあげられなく、ほんとにごめん)、今ではバリバリと自分で突き進んでいる人もいるし(そう言う人は最初から自分で出来たんだよな。かえってこっちが教わるくらいだ)。

ともかくあつく濃い半年のプログラムだった。もちろんそんな濃~い体験をした者同士がそれで終わるはずもなく...。いまだに僕は、彼ら彼女らが「あれ、やりたい」と言えば、のこのこそばに行ったり、眠れる火山にはこちらからそっと火をつけにいったり。

「TAMチャレンジ編-1 岡山」が始まり、もう1年でもあり、まだ1年でもある。

[NPO meats TAM担当、岡山県立美術館学芸員 柳沢秀行/01年7月]

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