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パブリックコメント

投稿番号:69 企画名 継続的な文化芸術活動の価値をはかるための調査活動とその方法の検証

応募動機・現在抱えている課題
提案する企画を通じて改善したいアートマネジメント環境の基盤など

当法人の活動では、「舞台芸術の専門家集団が『場』を持って継続的に活動を行うことで、何が生まれるのか」「その活動が社会とどうかかわりうるのか」ということが活動の大きなテーマとなっている。廃校を使った活動は3年目を迎え、活動者自身は確実に手ごたえを感じている。しかし、活動への客観的な評価を得ることはなかなかできていない。そこには、事業(公演)単位ではなく継続的に行われる文化芸術活動への評価、また数値以外にそういった活動の社会的な価値をはかる基準が、まだあまり確立されていないということが影響している。自分たちが行っている活動の価値を確実に把握するということは、活動の意義を外部に説明することはもちろん、活動の方向性を明確にしてゆくためにも必要であると思われる。当劇場の活動の評価を行うだけでなく、それに適した方法と評価基準を見つけてゆきたいと考える。

趣旨・重点テーマ
目標、なぜ今この企画の実現が必要なのか等

このプロジェクトは、当劇場の継続的な舞台芸術活動の評価を目的とした調査活動を行い、同時にそれに適した評価基準、調査方法を検証する。今後、地域に表現者の拠点を作ろうという動きやコミュニティーの中で文化芸術の役割を高めてゆこうという活動は全国的に増えていくと思われる。このプロジェクトを通じて、そういった活動の価値を的確に調べ、社会に提示するためのツールを提供できればと考える。

内容
プロジェクトの具体的な最終形態

1 当事者、関係者間での目的、問題意識の確認、共有
まず必要となるのが、当事者、関係者の間で調査対象となる活動への問題意識、調査自体の目的等を確認し、共有することである。 1)活動の目的、活動当事者の現状認識→当法人(劇場)
2)行政の文化政策における当該活動の位置づけ、補助金等の支援にあたって期待する効果→県文化観光局文化政策課、市企画部文化芸術推進課
3)地域の期待→町・市の小中学校、商工関係者、観光事業者、まちづくり団体
4)文化振興以外での政策的な位置づけ→県企画部・商工労働部
5)調査者による現状分析、調査の方向性→大学地域学部

2 評価基準、調査方法の検討
評価基準および調査方法を決めるにあたっては、以下の点を特に重視する。
1)観客動員数などの数値以外による評価の測定
→主観的な視点を集めることで、逆に客観的な評価に到達することはできないか。
2)劇場に来る観客だけでなく、足を運ばない人たちにとっての効果、影響も検証する。
→当劇場の活動が行われていることで、また劇場としての当劇場があることで、生活にどのような変化がもたらされたか、または今後もたらされるのか。
これらを考慮し、実態に即した、適切な調査方法を当事者・関係者間で検討する。

3 これまでの活動の分析と調査の実施
調査は主に、2008年9月に行われる演劇祭期間中、およびその前後に行う。

4 調査結果の整理と調査方法の有効性の検証
調査実施後、再度、当事者・関係者間で調査方法の有効性を検証する。有効ではないと判断された場合には、追加の調査を実施する。

5 報告書作成
調査結果(評価)および調査方法の有効性についての報告書をまとめ、一般公開する。

実現までのスケジュール
最長一年を目処

08年
7月当事者・関係者間での話し合い、調査方法の検討
8月調査準備
9月調査の実施
10月調査の実施
11月調査結果の整理
12月調査結果・調査方法の有効性の検証
09年
1月調査方法の再検討、追加調査
2月調査方法の再検討、追加調査(場合によって)
3月報告書の作成、発表