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パブリックコメント

投稿番号:61 企画名 「子どもアートネットワーク機構」の開設

応募動機・現在抱えている課題
提案する企画を通じて改善したいアートマネジメント環境の基盤など

これまで地域での子どものためのアートプログラムや、シンポジウムといった啓発活動に取り組んできた。しかし、なかなか現代のアーティストやアート作品と子どもたちが出会う機会はなかなか少ないのが現状である。また、NPO等による子どもとアーティストをつなぐ活動も各地で始まっているが、その運営状況はなかなか持続性のある運営、財政基盤を確立することが困難となっている。そうした状況を解決し、地方都市の芸術文化団体であっても、人とまちを育てるような魅力的なアートのプロデュースを実現していきたい。そのために、地域でアートに携わり、次世代の子どもたちと共にアートを共有していこうという人たちをエンパワーメントし、ネットワーク化を活性化し、アートマネジメントの哲学と実践方法を広く社会で共有していく具体的な仕組みをつくっていく必要を痛感している。

趣旨・重点テーマ
目標、なぜ今この企画の実現が必要なのか等

地域で子どもとアートに携わる人々、または携わりたいと思っている人たちに、現代の作家やアートプロジェクト、作品等との出会いを積極的にコーディネートし、単にものづくり体験といったことではなく、子どもたちがアートと関わることで、積極的に自分の世界観を広げて、他者とつながっていけるような場をつくっていく必要がある。そこで、本企画では、オープンスペーステクノロジーといった新しい課題解決アプローチによって、在野の人々を掘り起こし、実践的なアートマネジメントの哲学や運営方法を共有しあい、ネットワーク化を図っていくことで、日本中に子どもとアートの出会いを生み出すポテンシャルを飛躍的に高めるプロジェクトワークを展開し、その中軸に「子どもアートネットワーク機構」の開設運用を図る。それによって次世代の文化創造の担い手である子どもたちのアートによる育成を活性化する。

内容
プロジェクトの具体的な最終形態

日本中に子どもとアートの出会いを生み出すポテンシャルを飛躍的に高めるプロジェクトワークを展開し、その中枢的媒介機構として「子どもアートネットワーク機構」を開設する。同機構は主にWeb状で、日本全国で活動をしている子どもとアート関連の団体(法人格の有無を問わない)のネットワーク交流サイトとして運営され、子どもとアートに関連した全国の団体のデータベースとしての登録検索機能と、それら団体が開催するイベントの情報交流サイトとしての機能を果たす。さらに、「子ども」「アート」のキーワードに関する活動助成情報やアーティスト情報などのデータベースとしても機能する。これらの機能は、全国の子どもとアートに関する団体の登録からのボトムアップ的な情報提供によって絶えず強化充実が図られる。そして定期的に同機構が主催する全国連絡会などを開催し、地域で目覚ましい成果や重要な実践を行なっている団体の取り組みの情報をクローズアップしていき、子どもという次世代の文化創造の担い手の育成のために、文部科学省、文化庁といった文化教育行政へ、積極的な提言を行なっていくことや、民間企業等とのスポンサーシップの促進の道を開拓していく。以下に、そのための作業フローを示す。

STEP-1 第一回子どもアートネットワーク全国会議の開催(同機構発足にむけて)
    ●子どもとアートの活動のための全国会議を発足させ開催する(東京にて開催)
    ●子どもとアートの活動の課題抽出と解決案を考えるためのミーティングを実施する
     (会議とミーティングの手法は、「オープンスペーステクノロジー」を採用)
    ●ミーティングの成果物として参加者毎のアクションプランを作成する
    会議参加者の同機構及びサイトへの登録により閉会

STEP-2 同機構サイトの運用開始(団体のエンパワーメント活動の始動)
    ●サイト上での団体間の情報交流及び、ネットTAMへの掲載とリンク
    ●子どもとアートの活動支援のためのマネジメント方法の収集を図る
    ●同機構(サイト)への登録数の拡大普及を図るために地区単位でネットワーク会議を開催する
     初年度は関西(京都市)、九州(博多市)、東北(仙台市)にて実施。

STEP-3 蓄積された子どもとアートの活動支援ノウハウの運用
    ●同機構(サイト)やネットワーク会議で蓄積された、子どもとアートの活動支援の課題解決
     方法を基に、文部科学省や文化庁への政策要望の提出、企業と子どもとアートのコラボ
     レーションを促進させるプロジェクト事業を展開する。

STEP-4 同機構の持続的運営による全国の子どもとアートの活動支援の継続
    ●同機構(サイト)の継続的運営を行なう。最終形態=Webサイトでの同機構の継続支援活動

実現までのスケジュール
最長一年を目処

08年
7月 助成決定/第一回子どもアートネットワーク会議準備開始/サイト開設準備作業
8月 第一回子どもアートネットワーク会議広報開始、サイト開設準備作業
9月
10月 第一回子どもアートネットワーク会議開催(東京)/サイト登録及び運用開始
11月 ネットワーク会議準備開始
12月
09年
1月
2月 関西ネットワーク会議開催(京都市)
3月 九州ネットワーク会議開催(博多市)
4月
5月 東北ネットワーク会議開催(仙台市)


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