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96年10月にオープンした金沢市民芸術村は365日24時間低料金で使用できる練習施設として、市民の大きな注目の中スタートした。特に市民による自主運営、ディレクター制度は、利用者の市民参加意識を高めている。がしかし、この施設の文化ボランティア活動の大きな期待とその課題は、日増しに具体的になりつつあった。 98年12月、4日間にわたる金沢セッションは、こうした現場と、それを取り囲む演劇人の意識や、新しい制作の概念へと視野を拡大し、これからの課題としてこの施設に求められるもの、さらには舞台芸術を発信する市民参加型公共施設の未来の姿を提示しようというストーリーで展開された。 遠く県外から、施設見学も含め参加された方も多く、演劇のためのドラマ工房であるにもかかわらず、受益者として居直る地元演劇人に対し、時には市民から批判の声も出るほど、最終日にはその抱えている課題の大きさと深さが赤裸々となるセッションとなった。 終了後、番外編開催の声も多くあり、こうして新しい制作の概念を具体的、実践的に学習する場へと、この講座はその後発展することになった。今年度6講座おこなわれる「アート・マネジメント・セミナー」の開催は、私たちにとって、2000年ドラマ工房発信の制作公演のインターンシップとしての一歩となるだろう。 [金沢市民芸術村・ドラマ工房ディレクター 青海康男/98年7月] |
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