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TAMとは
TAMの取り組みと今後の展望

トヨタ自動車は、メセナ(芸術文化支援)活動の一環として、1996年6月に「トヨタ・アートマネジメント講座」(以下TAM)を開始いたしました。
アートを通して地域社会を活性化する「地域のアートマネージャー」を各地で育成し、行政・文化機関・地域など、さまざまなレベルで地元密着型のアートマネジメントが盛んになることを目的に、活動を推進してまいりましたが、2004年3月の最終講座までに、全国32地域で53回開催し、延べ1万人の方に参加いただきました。

アートを取り巻く環境は、TAM開始当初より大きく変化しています。文化芸術振興基本法が制定され、大学・大学院でのアートマネジメント関連講座は80を超え、芸術系NPOも約1000団体を超えるとも言われます。TAMを通じて各地域のアートマネージャーによる独自の活動も活性化し、マスコミにも大きく報道されるようになりました。
このような背景のもと、TAMの2003年度(03年4月〜04年3月)は総括の年とし、名古屋、大阪、山口、東京で、4つの講座を開催しました。名古屋大会(03年10月11日)では、各地の芸術文化環境の現状や問題点を把握し、大阪(04年1月24日〜25日)・山口(04年2月7日〜8日)ではその地域の特性に即したケーススタディを実施しました。最終講座の東京会議2004(04年3月20日)では「これからの日本社会とアートについて、私の主張」を公募し、さまざまな立場の方からの意見をお寄せいただき、今後の文化振興のため、国・自治体・NPO・企業の役割と連携についても包括的に議論いたしました。講座を通して、アートマネジメントに対する認識が広く社会に浸透し、専門家だけではなく、市民の方々がより積極的にアートと関わるようになり、社会とアートの関係が多様化してきている現状を把握することができました。

こうした現状を確認できたこともあり、TAMにおきましては従来の「講座形式」での活動は一区切りとさせていただき、今後はアートマネジメント総合情報をさらに幅広い方々にご利用いただくこと目標とし、本サイトを開設することにいたしました。
またTAMの財産である、ノウハウやネットワークを今後の当社のメセナ活動へフィードバックし、引き続き芸術活動を通じた地域社会の活性化に向け、鋭意努力して参りたいと存じます。

最後になりましたが、この場をお借りして、8年間当講座の運営に多大なご協力を賜りました、社団法人企業メセナ協議会様および各分野のディレクター様、各地の実行委員会の皆様、そして講座に参加いただきました皆様に対しまして、厚く御礼申し上げます。

2004年10月
トヨタ自動車株式会社

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