ネットTAMブログ

アートマネジメント関連情報、ネットTAMの日々の動きをお伝えします。
 

2010年6月28日

ネットTAMの母体である「トヨタアートマネジメント講座(TAM)」の最終年は名古屋大会「これでいいのか?アートマネジメント!」で始まり、東京会議「続・これでいいのか?アートマネジメント 次世代からのマニュフェスト-TAMスピーチ大会」で締めくくられた。

名古屋大会の会議録を見てみると、 『分科会3【演劇】現場からの逆襲:マネジメントがアートの「経営」にかかわることに狭められた結果、制作者とアーティストの距離がますます離れていったと考えられる。アートを扱う専門家としてのマネジメントとは何なのか。一方、現場がアートマネジメント教育を見る目もますます厳しくなっている。新しい制作者は古い現場のしきたりをやぶれるのか議論された。そして最後にドラマトゥルクという職能が(TAMディレクターの)市村氏より紹介された』とある。

東京会議ではTAMの各ディレクター(4名 美術 森氏、演劇 市村氏、音楽 西巻氏、総合 熊倉氏)よりアートマネジメントについての提言をいただいたが、市村氏からの提言は(1)文化庁の支援の仕方の抜本的な変革(2)企業とアートNPOの協働について(3)アートマネジメント(経営)からアートの専門家へとあり。(3)でアートの専門家として「ドラマトゥルク」の提案があった。

『「マネジメント」は矮小すぎてもう使う気になれない。おそらく、現場で「アートマネジメント」などという言葉を使っている人は、まずいないのではないかと思う。「僕はアートマネージャーです」などというのは聞いたことがなくて、これは本当に現場に無い言葉なのです。こんな言葉は本当にいやで、使いたくないからつかっていないのですが、むしろ経営の専門家ではなくてアート全体の専門家としての言葉に変えた方が良いと思っていまして、とりあえずドイツ語の「ドラマトゥルク」という言葉にかえていった方が良いのではないかと提言します。』と記されている。

前置きが長くなりましたが・・・。
その市村さんが理事を務めていらっしゃるNPO法人アートネットワークジャパンが、劇場の管理・運営している川崎アートセンターのトークイベント、知りたい@カフェアルテ「ドラマトゥルクって何してる人?」に行ってきました。トーク内容はtwitter Ustream で生中継。詳細はこちらでご覧ください。
長島氏と野村氏のお話は面白く、またツィッターの文章も簡潔でまとまっており、次代を担う方達の才能にほれぼれし、市村さんの思いも若手にしっかり引き継がれ、未来は明るいなぁと幸せになったトークイベントでした。
TAMディレクターのお1人で東京アートポイント計画ディレクターの森さんもいらしていました。長島確さんと「墨東まち見世2010」で何やら計画中!こちらも楽しみです。

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