ネットTAMブログ

アートマネジメント関連情報、ネットTAMの日々の動きをお伝えします。
 

2010年2月

2010年2月25日

トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクトで、「ITを活用した、アートマネジメントセミナー等のネット配信 (通称:ネットセミナー)」の実現に取り組まれた、福岡のNPO法人FPAPさんから、ネットセミナー「海外研修サポートセミナー2010」のご案内をいただきました。

取り組みが続いているとのことで、ネットTAM運営事務局もうれしいかぎりです。
FPAPの高崎さんからは、
「最近、ITを活用したリアルタイムの映像配信が、アートマネジメントの分野で確実に増えてきているようです。これはなんといっても、KAIZENプロジェクトを経て、ネット セミナーを実現したことで、この手法が国内からの注目を受けたためと思います。この試みがもっと増えていき、地域間格差の解消につながることを願っています」とのメールをいただきました。

ネットセミナーのますますの広がりをネットTAMも期待しています!

netseminar.gif

「演劇人にとって海外で研修するということ」

<企画概要> 東京で開催される芸団協のセミナーを、仙台、大阪、広島、福岡の会場にインターネット中継します。これまで地域では受けることが出来なかったセミナーを地域にいながらにしてうけられるようにする試みです。

<日時> 2010年3月26日(金) [報告交流会]19:00-21:00

<ゲスト> 長塚圭史(劇作家・演出家・俳優/阿佐ヶ谷スパイダース主宰)[平成20年度文化庁新進芸術家海外留学研修員としてロンドンで研修]

<進行> 大堀久美子(フリーエディター)

<研修報告会内容>
ネット中継を活用し、地域にいながらにして東京で開催されるセミナーを受講できます。
地域で活動するアートマネージャーの研修環境の整備に寄与することを目的としています。
長塚圭史さん(阿佐ヶ谷スパイダース)が、ロンドンでの研修期間に体験したことの
ご報告に興味のある方はもちろん、海外も視野に活動しているアートマネージャーの方を対象にしています。

【配信会場】
■東京
会場:芸能花伝舎
参加費:2,000円
問合せ先:社団法人日本芸能実演家団体協議会 芸能文化振興部
住所: 東京都新宿区西新宿6-12-30
電話: 03-5909-3060
メールアドレス:seminar@geidankyo.or.jp
芸団協サイト http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/04pro/manage/kaigai10vol12.html

主催:  社団法人日本芸能実演家団体協議会 
共催: 社団法人日本劇団旧議会/社団法人日本照明家協会 
協力: 文化庁芸術家在外研修員の会/NPO法人FPAP/Arts Managers' Net
広報協力: 日本舞台音響家協会/日本舞台監督協会        
助成:  平成21年度文化庁芸術団体人材育成支援事業/社団法人私的録音補償金管理協会[sarah]

【受信会場】
■仙台
会場:せんだい演劇工房10-BOX(仙台市若林区卸町二丁目12-9)
参加費:入場無料
問い合わせ先:せんだい演劇工房10-BOX
電話番号:022-782-7510
メールアドレス:box-10@k2.dion.ne.jp

主催:トライポッド/社団法人日本芸能実演家団体協議会
共催:社団法人日本劇団協議会(東京開催セミナー分)
協力:せんだい演劇工房10-BOX/NPO法人FPAP/文化庁芸術家在外研修員の会/Arts Managers' Net
広報協力:TIME Create/社団法人日本照明家協会/日本舞台美術家協会/日本舞台音響家協会/日本舞台監督協会
助成:平成21年度文化庁芸術団体人材育成支援事業/社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

■大阪
会場:精華小劇場(大阪市中央区難波3-2-4)
参加費:1200円
問い合わせ先:NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)
電話番号:080-5339-6475
メールアドレス:info@ocpa-dive.com
DIVEサイト:http://ocpa-dive.com

主催:NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)/社団法人日本芸能実演家団体協議会
共催:社団法人日本劇団協議会(東京開催セミナー分)/精華小劇場活用実行委員会/大阪市
協力:文化庁芸術家在外研修員の会/Arts Managers' Net/NPO法人フリンジシアタープロジェクト
広報協力:社団法人日本照明家協会/日本舞台美術家協会/日本舞台音響家協会/日本舞台監督協会
助成:平成21年度文化庁芸術団体人材育成支援事業/社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

■広島
会場:アステールプラザ(広島市中区加古町4-17)
参加費:1,000円
問い合わせ先:NPO法人子どもコミュニティネットひろしま
電話番号:082-511-0004
メールアドレス:info@kodomo-net.jp
NPO法人子どもコミュニティネットひろしまサイト
http://www.kodomo-net.jp/

主催:NPO法人子どもコミュニティネットひろしま/社団法人日本芸能実演家団体協議会
共催:(財)広島市文化財団 アステールプラザ/社団法人日本劇団協議会(東京開催セミナー分)
協力:文化庁芸術家在外研修員の会/Arts Managers 'Net/NPO法人FPAP
広報協力:社団法人日本照明家協会/日本舞台美術家協会/日本舞台音響家協会/日本舞台監督協会
助成:平成21年度文化庁芸術団体人材育成支援事業/社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

■福岡
会場:九州大学大橋サテライト(福岡市南区大橋1丁目3番27号)
料金:1200円
問い合わせ先:NPO法人FPAP
住所:福岡県福岡市博多区祇園町8番3号
電話番号:092-262-5027
メールアドレス:info@fpap.jp
FPAPサイトページ http://www.fpap.jp/netseminar/2010/index.html

主催:NPO法人FPAP/社団法人日本芸能実演家団体協議会
共催:社団法人日本劇団協議会(東京開催セミナー分)
後援:福岡市/福岡市教育委員会
協力:文化庁芸術家在外研修員の会/Arts Managers'  Net
広報協力:社団法人日本照明家協会/日本舞台美術家協会/日本舞台音響家協会/日本舞台監督協会
助成:平成21年度文化庁芸術団体人材育成支援事業/社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

 

 

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2010年2月20日

joseifeb.jpg

芸術文化関連の助成情報をまとめてご案内します。
芸術以外の、まちづくりや福祉、青少年育成、教育分野等でも、文化関係の活動が採択されていることがあります。過去の助成先情報などを参考にトライされてはいかがでしょうか。

長引く低金利、不景気のなか、助成側もふんばって活動しておられます。感謝。
引き続き、みんなでアートを盛り上げていきましょう!

▼平成22年度第1期「埼玉県文化振興基金助成事業」(募集期間:2/1-2/22 当日消印有効)
 http://www.pref.saitama.lg.jp/A12/BE00/kikin/a.htm

▼平成22年度 板橋区文化・国際交流財団 助成事業 (2/23必着締切)
 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/024/024800.html

▼総務省「ICTふるさと元気事業」(申請書提出期間:2/4-2/25午後2時必着)
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu06_000012.html

▼2009年度 近畿ろうきんNPOアワード(1/4募集開始、2/26必着締切)
 http://www.rokin.or.jp/npo/npo_award/

▼神戸市平成22年度・上半期 芸術文化活動助成(申請受付:2/22-26)※時間・場所はWEB参照
 http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/enterprise/support/index.html

▼平成22年度長崎市芸術文化活動助成事業(応募受付:2/8-2/26必着)
 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/brick/pdf/jyoseikinn.pdf (PDF)

▼再開発コーディネーター協会 H22年度URCAまちづくり企画支援事業(募集期間:2/1-2/26必着 当日消印有効)
 http://www.urca.or.jp/index2.htm

▼置県百年記念香川県芸術文化振興財団 平成22年度助成(前期締切:2/26必着、後期締切:8/31必着)
 http://www.pref.kagawa.lg.jp/kgwpub/pub/cms/detail.php?id=3760&og=12730

▼サウンド技術振興財団 平成22年度研究助成(2/27必着締切)
 http://www.sound-zaidan.com/youryo.pdf (PDF)

▼富士ゼロックス小林節太郎記念基金 2010年度(第27回)在日外国人留学生研究助成(2/28締切 当日消印有効)
 http://www.fujixerox.co.jp/company/social/prog.html#c

▼平成22年度栃木県文化振興基金助成事業(申請受付:2/1-2/28 当日消印有効)
  http://www.pref.tochigi.lg.jp/education/bunka/geijyutsu/1263794301605.html

▼鹿児島県文化振興財団 平成22年度芸術文化活動支援助成金(2/28締切)
 http://www.houzanhall.com/zaidan/bunka.html

▼全日本冠婚葬祭互助協会 第11回社会貢献基金助成(2月末日必着締切)
 http://www.zengokyo.or.jp/social/promotion/no02.html

▼公益信託「亀井純子文化基金」(2月末日締切)
 http://www.gallery-shimada.com/foundation/index.html

▼はましん地域振興財団 平成22年度助成(2月末締切)
 http://www.hamamatsu-shinkin.jp/topics/topics0912-03.php

▼平成22年度 高知県文化財団文化事業助成金 (申請受付:2/1-3/1必着)
 http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/21jyosei/josei20html.htm

▼平成22年度 豊島区「文化活動振興助成金」(2/5-3/1)
 http://www.city.toshima.lg.jp/bunka/004591.html

▼みなとパートナーズ基金 平成22年度「港区NPO活動助成事業」(募集期間:2/1-3/1)
 http://www.city.minato.tokyo.jp/kurasi/kumin/npo/20npoboshuu/index.html

▼大幸財団 平成22年度 第27回学会等開催助成 (前期:2/1-3/3、後期:8/1-8/31締切)
 http://www3.starcat.ne.jp/~daiko-f/

▼大幸財団 平成22年度 第25回海外学術交流研究助成 (前期:2/1-3/3、後期:8/1-8/31締切)
 http://www3.starcat.ne.jp/~daiko-f/

▼平成22年度三重県文化振興基金活用助成事業(文化団体等創造活動助成)(募集期間:2/12-3/11必着締切)
 http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2010020075.htm

▼春日部市芸術文化振興会 平成22年度助成事業(申請期間:3/1-3/15)※時間・場所はWEB参照
 http://www.yuugaku-kasukabe.jp/5%20sonota/1%20geizyutubunka-shinkoukai/sinkoukai%20bosyuukikan-koufudantai.htm

▼平成22年度東京都芸術文化発信事業助成 (3/16締切消印有効)
 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/shien/22grant/

▼2010年度 豪日交流基金助成金プログラム(3/19締切)
 http://www.ajf.australia.or.jp/awards/ajfgrants/

▼沖縄県文化振興会 平成22年度文化振興基金助成事業(3/25締切 当日消印有効)
 http://okicul-pr.jp/300_/304_/

▼三菱財団 第39回(平成22年度)人文科学研究助成(3/3募集開始、3/31締切)
 http://www.mitsubishi-zaidan.jp/support/cultural.html

▼区画整理促進機構 街なか再生全国支援センター 平成22年度「街なか再生NPO等助成金」(応募期間:2/1-3/31)
 http://www.sokusin.or.jp/machinaka/npo/npo.html 

▼2010年度(第8回)ドコモ市民活動団体への助成(申請期間2/1-3/31必着)
 http://www.mcfund.or.jp/modules/tinyd2/index.php?id=4 

▼山口市文化振興財団 平成22年度市民文化活動支援事業募集(受付期間:3/1-3/31)
 http://www.ycfcp.or.jp/about.php

▼大幸財団 地域の学術文化振興助成 (前期:3/31、後期8/31締切)
 http://www3.starcat.ne.jp/~daiko-f/

▼阿波銀行学術・文化振興財団 平成22年度(第15回)助成(申込期間:1/4-3/31必着)
 http://www.awabank.co.jp/kojin/gakujutu.php

▼川口市平成22年度文化振興助成事業(受付期間3/1-3-31)
 http://www.city.kawaguchi.lg.jp/ctg/16030003/16030003.html

▼長岡市文化奨励事業助成金(4/1より受付開始)
 http://www.city.nagaokakyo.kyoto.jp/contents/09030120.html

▼2010年全労済地域貢献助成事業(応募期間:3/16-4/5)
 http://www.zenrosai.coop/zenrosai/topics/2010/100216.php

▼大幸財団 平成22年度 第30回学芸奨励生・育英奨学生(4/8締切)
 http://www3.starcat.ne.jp/~daiko-f/

▼リバーフロント整備センター 平成22年度「水辺を活かす」活動助成(応募期間:1/18-4/19)
 http://www.rfc.or.jp/jyosei/manabu/bosyuu/bosyuu.htm 

▼大幸財団 平成22年度 第20回留学育英奨学生(4/21締切)
 http://www3.starcat.ne.jp/~daiko-f/

▼明治安田クオリティオブライフ文化財団 2010年度海外音楽研修生助成制度(4/23必着締切)
 http://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp/music/index.html

▼二十一世紀文化学術財団 海外留学助成金(1/1募集開始、4/30必着締切)
 http://www.kikawada21.com/homepage/new_page_3.htm

▼倉敷市文化振興基金助成金 (申請期間:4/1-4/30)
 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?moduleid=20698#moduleid20698

▼国際交流基金 日本文化紹介派遣助成/海外公演助成/文化協力助成/市民青少年交流助成/第2回募集(5/6締切)
 http://www.jpf.go.jp/j/program/culture.html#1-1

▼公益信託しまね文化ファンド 平成22年度後期(8/1-3/31)分(申込受付:5/1-5/31)
 http://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/shinkou/jyosei_jigyo/bunkafund/

▼野村国際文化財団 2010年度下期芸術文化助成(4/1募集開始、6/25必着締切)
 http://www.nomuraholdings.com/jp/bunka-zaidan/support/index.html

▼浜松市文化振興財団 はままつ文化サポート事業「文化力コース下期」(応募受付:7/1-7/31)
 http://www.hcf.or.jp/support/index.html#Support

 

 

 

2010年2月19日

7/23ブログで「ロレックス メントー&プロトジェ アートプログラム」について紹介しましたが、
初の日本人プロトジェ(生徒)半田真規さんのことにも触れた現地レポートがWEBに掲載されています。

ロレックスのアート・プログラム、ロンドン現地レポート (1/12 イズム コンシェルジュ)
フォトギャラリー:ロレックスのアート・プログラム、ロンドンレポート (同上)
「ロレックス メントー&プロトジェ アートプログラム」 (7/23ブログ)

 

 

2010年2月11日

    extension4.jpg  

「フランス大使館で行われる異例の展覧会」「通常ビザ手続き以外では一般に入館できない非公開な場所での展覧会」「一般の人々がこの歴史的な建築物を見学する最初で最後の機会」――こんな触れ込みに、行こう行こうと思っていたら終わっちゃってたーーーと嘆いていた方に朗報です。

「No Man's Land 」展、大好評につき、2/18まで会期が延長されています(詳細はフランス大使館ウェブ)。これは、大使館が新庁舎に移転した後、旧庁舎において開催されている美術展で、日仏のアーティスト70組以上が参加。ほとんどの作品が現場で制作されたそうで、屋内外そこかしこにめいっぱい展示されています。ジャンルもテイストもさまざまです。

老若男女、驚くほど多くの来訪者が、自分のペースで、実に楽しげに見て回っています。小さなお子さん連れもたくさん。子どもたちが作品について親御さんとアレコレ話している姿には、こちらもうれしくなります。こんな雰囲気が味わえる美術展なんてそうそうないと思いました。

ゲートをくぐって、いざ。

entrance.jpg

あいにくの雨にも関わらず、途切れない来場者。
中に入ると更なる賑わいが。そば粉クレープ(カフェあり)のいい香りも漂ってきます。

car.jpg

車もこんなことに。

torico.jpg

かつての事務室や資料室が大変身。
アーティストの個性がそれぞれをまったく別の空間にしています。
実際に部屋を使っていた大使館職員が一番驚くかも。
地下室にも作品がありました。
かつて同じく建物の解体前に、地下ボイラー室から屋上、中庭の回廊まで、あらゆる空間を使いきった「食糧ビル」(東京江東区佐賀町)の最終展覧会をふと思い出したり...。

plug.jpg

こんなコンセントほしいな。
みなさん、わいわいと語り合いながら、ぱちぱち写真撮影。
この「撮影可」が、口コミ集客につながっているそうです。
「みてみてー、コレ。おもしろくない?ぜったい行くべしだよ」となるんですね。

pen.jpg

 アーティストの姿もちらほら。こちらはライブペインティング。
作家さんに会えるのは、同時代アートの醍醐味ですね。

flower.jpg

壁にも床にもいっぱい、天井からも降り注ぐ作品に包まれる。

hanaji.jpg

これは...残念ながら写真では色がうまく再現できないので、実物をぜひ。

kids.jpg

紙をまるめてシュート。小さな子どもが、何度も何度もトライ。 

mikan.jpg 

廃棄されるロッカーが屋外の一角に集積されている・・・と思ったらこれも作品。
予約済みの札もちらほら。

楽しみが減るので写真はこのあたりでおしまいにします。
見逃したと思っていた方は、ぜひお運びください。

 

 

2010年2月10日

2/10の中川正春文部科学副大臣の記者会見で、前回ブログに書いた「文化審議会 第8期文化政策部会」の初回会合の件が報告されました。川端文部科学大臣からの諮問内容、つまり今後この部会で議論される4つのテーマについての説明でした。


ネットTAMが注目してきた(アンケートに回答協力したりパブコメに応じたというネットTAMユーザーの方もいた)第5-7期文化政策部会の審議テーマ「アートマネジメント人材等の育成及び活用について」は、終了になる模様。文化政策部会の審議を受け、アートマネジメント関連の新規事業に予算がついたりもしていましたが、 来年度はその事業も他に吸収される形でなくなります。
長らく審議したテーマの事業があっさり終了してしまいましたが、これも国の事業でしたし、ここはひとつ、せっかく掲げた事業目的に対する成果をぜひ検証してほしいですね。

さて、会見では、「守りの文化庁から攻めの文化庁へ」「ものを規制する官庁から新しい文化の価値を創造する文化庁へ」という、スローガンというか目標が示されました。

ぜひ。
(やっとここでタイトルにたどりつきました!)

 

 

 

 

2010年2月 8日

ITの進歩とあいまって、最近は、政府や自治体が会議の記録を一般公開することが多くなった。同時中継や開催日当日の映像記録アップもめずらしくない。
逆に、省略されたテキストを議事録として数か月遅れで公開するようなところは、遅れているというか閉鎖的だなあと思えてしまう。

アート関係でいえば、文化庁はまだまだだが、文部科学省はウェブ上に「文部科学省動画チャンネル」を設け、大臣の会見やその他の情報を動画(You Tubeほか)で発信している。

最新の動画配信は、2/5の川端文部科学大臣の会見。
これまでネットTAMブログでも注目してきた「文化政策部会(文化庁文化審議会)」について、新たなメンバーのもとで審議が始まることが報告されている。第3次文化芸術振興基本方針の策定をめざし、夏までに中間報告をまとめる計画とのこと。集中審議となりそうだ。記者さんとの、つっこんだ質疑応答もそのまま収められている。 

それにしても、会見の内容は法曹養成制度から文化振興策、朝青龍引退、政治資金の問題まで、幅広いですね。。。



さて、この「文化政策部会」は一般公開です。今週2/10に開催される政策部会の傍聴希望者は、以下から申し込めます。
▼文化審議会第8期文化政策部会(第1回)の開催(文化庁)

 

 

2010年2月 3日

 トヨタ・子どもとアーティストの出会い」は、アーティストとの出会いを通じて子どもの豊かな感性や価値観を育てることを目的に、NPO法人「芸術家と子どもたち」・各地域のNPOと連携して、2004年より全国各地で展開している教育プログラムです。

プログラムでは、ダンサーや現代美術作家が学校や児童館、病院などを訪れ、先生と協力しながら、音楽や体育、総合学習の時間等を使って、体験を通して学ぶプロセスを大切にしたワークショップを実施します。子どもたちのみならず周囲の人々も、ワークショップの運営・実施を通して、新しい教育活動のヒントを得るなど、子ども・アーティスト・先生・NPOなど参加するすべての人たちが、教える・教えられる関係をこえた、創造的な時間を共有することもめざしています。
 
kodomo.jpg   

岡山県では、2007年より、子どもたちが学校という公共の場でアーティスト=新しい概念と出会うことにより、家庭環境・身体能力の違いを超え、自分なりの自己実現をはかることをめざしたプログラムを展開しています。
このたび、これまでの活動報告を踏まえて、「アートの力、子どもの力」の価値・可能性について来場の皆さまとともに考えるシンポジウムを開催します。幼児教育関係者では知らない人はいないと言われる認知心理学者・佐伯胖氏の基調講演もあります!ぜひふるってご参加ください。

シンポジウム:「アートの力×こどもの力」
■日時: 2010年2月7日(日) 13:00-16:10  <12時開場>
■会場: 山陽新聞社さん太ホール(岡山市北区柳町2-1-1)
■入場: 無料
■対象: 一般市民、保護者、アート関係者、教育関係者、学生
■内容: ※出演者プロフィール等詳細はこちら
13:00-13:45 事例紹介(実施5校)
14:00-14:40 基調講演「アートとの出会い--学校化された知」からの解放--」
          佐伯胖(青山学院大学社会情報学部教授、ヒューマン・イノベーション研究センター所長)
14:50-16:10 パネルディスカッション・質疑応答 
■出演者:  
佐伯 胖(青山学院大学社会情報学部教授、ヒューマン・イノベーション研究センター所長)
甲斐賢治(アーティスト)
中西伸司(赤磐市立桜が丘小学校長)
中山直人(トヨタ自動車社会貢献推進部企画室長)
田野智子(NPO法人ハート・アート・おかやま 代表)

chirashi.jpg

 

 

2010年2月 1日

以前のブログで、H20年度税制改正で「民間が担う公益活動の推進・寄附税制の拡充」が掲げられたことをご紹介したが、その後も少しずつ改革の動きが進んでいる。

去る1/28に行われたH21年度第27回税制調査会では、NPOや公益法人に関する税制のあり方について本格的な検討に入ることが確認された。市民公益税制プロジェクトチーム(PT)を設け(座長:渡辺周総務副大臣)、4月末までに方針をまとめるそうだ。内閣府税制調査会サイトによると以下のとおり。 
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
市民公益税制PTについて(案)    平成 22 年 1 月 28 日   ※抜粋
○ 市民・事業者・行政が協働して課題を解決していく「新しい公共」を確立するため、市民が担う公益活動を資金面で支える寄附税制等を検討する市民公益税制PTを設ける。なお、「『新しい公共』円卓会議」の検討状況も踏まえつつ、検討を行うものとする。 
○ 平成 22 年 4 月末を目途に成果を得るよう、市民公益税制PTにおいては、以下の事項について検討し、その結果を税制調査会に報告する。 
(1)寄附税制 
(2)公益活動を担う法人(NPO法人や公益法人など)に係る税制     以上
----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 
【参考1】このPTはH22 年度税制改正大綱の「第3章各主要課題の改革の方向性 8.市民公益税制(寄附税制など)」で示された以下が動き出すもの(改正の詳細は大綱の第4章の7)。
「従来、公共は行政により専ら担われてきました。昨今、市民・事業者・行政が協働して課題を解決していく「新しい公共」の役割が重要性を増してきています。 少子高齢化が進む中、国民が安心して暮らすことのできる社会を実現するため、教育や子育て、街づくり、防犯や防災、医療や介護・福祉などの公益活動に市民が積極的に参加していけるよう、社会全体で支えていく必要があります。市民が担う公益活動を資金面で支える上で寄附の役割は重要です。市民公益税制に係るプロジェクト・チーム(PT)を設置し、平成 22 年4月末を目途に成果を得るよう改革に向けた検討を進めます。PTでは、寄附税制に加え、公益活動を担う法人(NPO法人や公益法人など)に係る税制についても検討を行います」

【参考2】PT案文中の「新しい公共」円卓会議(1/27に初会合)は、「"新しい公共"という考え方やその展望を市民、企業、行政などに広く浸透させ、日本社会のめざすべき方向性やそれを実現させる制度・政策のあり方を議論する会議」のこと。ここでも寄付税制などが話し合われる予定。 
政府インターネットテレビで映像記録が公開されている。これはぜひともご覧ください。

税制の改正は、NPOをはじめとする市民活動と密に関係している。
最新の動きは財務省「税制ホームページ」に掲載されるので、アート関係者もぜひチェックしたい。
財務省は「税制メールマガジン配信サービス」をおこなっている。
2/24(水)にはNPO法人シーズが「ズバリこう変わる!!【認定NPO法人制度と寄付税制】--平成22年度税制改正内容と市民公益税制PTの最新情報!--」と題した月例活動報告会を開催予定。参考になりそうだ。

ネットTAM アンケート

アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で10名様にプレゼントを差し上げます。

2004年10月に開始した「ネットTAM」は、アートマネジメント総合情報サイトとして、
おかげさまでアートの現場を始め幅広い方々にご活用いただいております。

よりよいサイトづくりの貴重な手がかりとしたく、ぜひ多くのご意見・ご要望等をお寄せください。

*ご回答いただいた内容は統計に使用し個人の回答内容が特定される形では公表いたしません。また個人情報はネットTAM運営事務局で厳重に管理し、第三者に提供することはありません。

「アンケートへ進む」をクリックすると、新しいウィンドウが開きます。