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全国アートNPOフォーラム、いよいよ明日から!(11/6-8、京都府舞鶴)

第16回リレーコラム執筆者の樋口貞幸さんから、最終のご案内をいただきました。
「全国アートNPOフォーラム in 舞鶴」、いよいよ明日から開催です。

舞鶴の赤レンガ倉庫群、想像以上に迫力あるそうです。この機会に見てみたいですね!
まちづくりについて関心のある方々にとっては、地域の大事な財産の活用方法を考える、こうした場の持ち方そのものが参考になると思います。舞鶴の悩みも展望も、丸ごと受けとめに行きましょうー。

分科会では、注目のテーマが取り上げられます。公益法人改革、ファンドレイジング、助成金制度。どれもまったなしのトピックスが満載で、熱いディスカッションになるでしょうか。

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さまざまな顔を持つ赤レンガの写真、舞鶴の様子を知るには以下ブログをどうぞ。

▼アートNPOリンクブログ http://artsnpo.exblog.jp/


↓こちらもすばらしいそうです。小山田ファンも初小山田さんの方もぜひ!
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★同時開催 まいづるRB 赤れんが倉庫活用実証実験
美術展「浮遊博物館 (監修:小山田徹[現代美術家])
開館時間 10:00-17:00 会場 7号倉庫

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フォーラム詳細は以下をご覧ください。

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         『全国アートNPOフォーラム in 舞鶴』
        http://arts-npo.org/anf2009_maizuru.html
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「舞鶴まちめぐり」
   日 時:2009年11月6日(金) 15:00-17:00
   参加費:1,000円
   会 場:まいづる智恵蔵

「提案!舞鶴、100の希望」
   日 時:2009年11月7日(土) 14:00-18:15
   参加費:無料
   会 場:まいづる智恵蔵

「舞鶴から発信!市民による公共文化政策」
   日 時:2009年11月8日(日) 10:00-17:00
   参加費:1,500円
   会 場:まいづる智恵蔵、市政記念館
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美しいリアス式海岸の舞鶴湾は、大陸に臨む天然の良港として太古の昔から港に利用されてきました。西舞鶴は、江戸以前から城下町として栄え、中・東舞鶴は明治以降、海軍の拠点としてまちが発展しました。現在も舞鶴市の湾岸沿いには、旧海軍施設の赤れんが倉庫が多数現存しています。
赤れんが倉庫は戦後、民間倉庫会社や国、市などにより利用されましたが、老朽化し取り壊されたものもありました。現存する倉庫も、利用価値がないと取り壊そうという動きもありましたが、赤れんがを愛する市民の保存運動等により、現在3棟の赤れんが倉庫が改修され、「赤れんが博物館」「舞鶴市政記念館」「まいづる智恵蔵」に生まれ変わり、文化活動の展示や発表の場として市民に開放されています。そして、8棟の赤れんが倉庫が国の重要文化財に指定され、人々の記憶や歴史を物語る近代遺産として、新たな文化を刻もうとしています。

昨年、舞鶴市は、赤れんが倉庫群一帯の文化財保存活用と景観整備等を進めるため、ソフト事業に重点を置いた「赤れんがアートスクール構想」をまとめました。
しかし、赤れんが倉庫群を地域の歴史や風土、生活を織り交ぜた文化的ハブとするには、もっと市民を巻き込んだ議論が必要です。全国アートNPOフォーラムin舞鶴では、舞鶴市民とともに赤れんが倉庫の活用について議論し、赤れんが倉庫群一帯の文化的活用の方法を提案します。
そして最終日には、NPO・市民活動全体の課題を協議します。さらに、芸術文化以外の領域で活動する中間支援組織や市民団体等と連携し、新たな社会ビジョンの提案を目論みます。
舞鶴市周辺住民の方々をはじめ、芸術文化に限らずさまざまな活動をしているNPOや市民団体、アーティスト、企業の社会貢献担当者、研究者、学生、自治体職員などなど、ご関心のあるみなさまのご参加をお待ちしております。
あわせて、ネットワークを広げる機会としても、ご活用いただければ幸いです。
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※予告なく出演者、プログラム、時間を変更する場合があります。【敬称略】

▼ フォーラム「舞鶴まちめぐり」
日 時:2009年11月6日(金) 15:00〜17:00
参加費:1,000円
まちめぐり|まちめぐりは、コース1・コース2から選択
コース1: 赤れんが倉庫群とホフマン窯跡、配水池を巡る北吸地区にある赤れんが倉庫群を見学してから、かつて赤れんがを生産していた神崎ホフマン窯と巨大な北吸配水池へ出かけます。
コース2: 旧海軍のまちを探訪市内に残る近代化遺産を見学してから、遊覧船で海側から造船所や自衛隊基地など旧海軍によってつくられたまちの歴史を探訪します。

▼ フォーラム「提案!舞鶴、100の希望」
日 時:2009年11月7日(土) 14:00〜18:15
参加費:1,500円
基調講演|「赤れんが倉庫と舞鶴の魅力〜歴史からみえる地域とNPOの未来」
講 演:山田創平[京都精華大学]
プレゼンテーション1|「誕生!まいづるRB」
プレゼンター:森 真理子[まいづるRB]
プレゼンテーション2|「アーティストが社会にできること」
プレゼンター:砂連尾 理[振付家・ダンサー]
日本、ドイツ、それぞれの土地で、障がい者と行なったダンスパフォーマンスの体験等を踏まえ、人と人、場と場を繋いでいく対話という言葉をキーワードに、ここ舞鶴での可能性を提案します。 
全員参加ディスカッション|「提案!舞鶴、100の希望」
提案1:尾崎秀雄 [株式会社フーズフロンティア]
提案2:志摩敏樹 [シマフィルム株式会社]
赤れんが倉庫群の活用や舞鶴の魅力づくりに関する提案を参加者全員で出し合います。

▼ フォーラム「舞鶴から発信!市民による公共文化政策」
日 時:2009年11月8日(日) 10:00〜17:00
参加費:1,500円
分科会|(分科会は、A・B・Cから選択)
分科会A セミナー:公益法人改革 ―新制度にどう向き合うか
昨年12月、非営利活動の活性化を目的に、新しい公益法人制度が施行されました。画期的な内容を含む一方、運営ルールの厳格さ、実務の煩雑さなど、様々な問題点も指摘されています。今回は、「もうひとつの公益法人制度」であるNPO法人制度とも対比しつつ、理解を深めます。また、アート界への影響についても、考えてみたいと思います。
講師:片山正夫[財団法人セゾン文化財団]


分科会B ワークショップ:ファンドレイジング(戦略的寄付集め)の実践
NPOにとって、ファンドレイジング(寄付集め)は単なる「お金集め」ではありません。そのプロセスを通じて、NPOの活動について、より多くの人々の理解と支援と参画を得ていくという重要な意味を持つものです。ファンドレイジングの考え方とそれを取り巻く社会の変化、そして具体的な手法について御一緒に学びましょう。
ファシリテーター:徳永洋子[日本ファンドレイジング協会]


分科会C 討論:公的助成制度の諸問題解決に向けて
NPOの多くは、自己資金が乏しい中、どうすれば活動を継続・発展することができるでしょうか。今回は、NPO法人鳥の劇場からの問題提起をもとに、公的助成制度で概算払いがなされない点にフォーカスを絞り討議します。モデルにNPO法人きょうとNPOセンターの取り組みを紹介するほか、制度変革に向けディスカッションを試みます。
ファシリテーター:山口洋典[應典院寺町倶楽部]
ゲスト:中島諒人[NPO法人鳥の劇場]
ゲスト:深尾昌峰[NPO法人きょうとNPOセンター]
ディスカッション「舞鶴から発信! 市民による公共文化政策」
ゲスト:松原 明[NPO法人シーズ]
進 行:宮浦宜子[NPO法人芸術家と子どもたち]
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主  催:NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴、NPO法人アートNPOリンク
共  催:NPO法人きょうとNPOセンター
助  成:財団法人アサヒビール芸術文化財団
協  賛:株式会社資生堂、トヨタ自動車株式会社
協  力:アサヒビール株式会社
後  援:舞鶴市、舞鶴市教育委員会、社団法人企業メセナ協議会
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