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長崎県波佐見町のオルタナティブスペース「monné porte(モンネポルト)」

今月のリレーコラム、もうお読みいただいたでしょうか?
舞台は、長崎県波佐見町にある、築80年の旧やきもの工場をリノベーションしたギャラリー「monné porte(モンネポルト)」です(以下はコラムに寄せていただいたモンネポルトの写真)。

monne porte.jpg 


コラムを読んでいると、波佐見町はどんなところか、ここにモンネポルトがどのように存在しているか、時間の経過とともにどんな変化が起きてきたのかなど、この土地に移り住んできた執筆者のスズキジュンコさん(モンネポルト代表/美術家)が感じてこられたことを、読者の私たちも追体験しているような感覚になります。

日本の各地で、同じようにアートの拠点を動かしている方々、あるいはこれから始めるぞ!という皆さんにとって、スズキさんのコラムはヒントと励ましに満ちているのではないでしょうか。
――隙間を埋める、蘇生と現代美術はワンセット、無駄はまかせろ、自然発生・偶発、懐アプローチ、みんなの居場所・交差点、少しずつ循環――うーん、なるほど、と思うことしきり。

でも、一番心動かされたのは周囲に何かと感謝して、ものも人もいつくしむスズキさんの様子です。だから、何度読んでも、コラム最後の地元のおじさんの「ジュンコちゃんはレジスタンスばい」のところに来ると、涙が出てしまうのでした。

スズキさんの鋭い観察と豊かな感受性、そしてたっぷりの愛情を感じるコラム、ぜひぜひご一読ください。モンネポルトのますますの展開を心からお祈りしています!


▼第58回リレーコラム 「だって、乗り越えた先には新しい世界があるじゃない」 
美術家/モンネポルト代表 スズキジュンコ

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