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助成金申請シーズン到来

今日は、ある助成金に関する研修会に招かれてお話をしてきた。土曜の午前中、しかも普段は別の仕事をしている方が多いと聞いたが、参加者多数。熱心な質問をたくさんいただき、こちらも気持ちが引き締まった。

ここ数年、助成金・協賛金についてのセミナーにうかがう機会がかなり増えている。
しかし、助成金を得るための王道というものは、実際のところ、無いのだ。とはいえ、これだけは押さえておきたい、こうすればもっとよい企画書になる、といったポイントは確実にあるわけで、自分が携わってきた公募や助成金選考の際に感じたことなどをもとに、情報をお伝えすることにしている。助成する側にとって魅力的な企画が増えることで、いま存在する芸術関係の助成金のパイを奪い合うのではなく、芸術分野への助成のパイ事体を広げたい。それが願いだ。

助成金の申請シーズンが今年もやってきた。申請には手間も労力もかかる。資金調達の担当には厳しい季節だが、「これは!」と思う助成金の情報が見つかることを心から願っている。芸術文化以外の分野、たとえばコミュニティーや次世代育成、中心市街地活性、島嶼部、環境等の分野でも、申請可能な助成金がある。ネットTAMのリンク集(「芸術文化の助成について」)などもぜひご活用ください。 少しでも多くのアートプロジェクトが採択されますように!

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