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山崎さん企画ショウイング実施

6/27(土)・28(日)と、山崎広太さんのKAIZEN提案「新人振付家育成のためのスタジオシリーズ」の本番ショウイングが実施されました。
事務局のU野とW林は、6/27にうかがいました。

一面ガラス張りのスタジオに約20名ほどの観客。捩子ぴじんさんと福沢理絵さんの振付による作品が披露されました。

作品の中身についての報告は、山崎さんBALの皆さんにお譲りするとして、事務局が感じたのは、作品制作のプロセス支援の重要性でした。試行錯誤してみる場や機会の提供というのでしょうか。ダンスに限らず、どの芸術ジャンルでもいえることだと思いました。

アフタートーク(振付家と参加者との対話)の時間が本番ショウイングでもありました。本番直後に、観客から生の意見を聞く。厳しい意見もでる……これらを振付家が自分自身にフィードバックして、作品を練り上げていく。こんな地道な作業を繰り返してこそ、「そこにダンサーが存在している意味が観客に強烈に伝わる」ような作品が生まれるのではないかと思いました。

観客も、支援する人も、そして創り手も、発表の場だけではなくて、こうしたプロセスにも、もう少し視点を移していけたらと思いました。完成作品だけを披露し鑑賞し批評するのは確かに効率はよいでしょうが、プロセスには大事なことがいっぱい転がっているように思えました。

アフタートークで、振付家のお二人が、言葉は違えど、「普段ではできないようなことを試してみることができた」と言っておられたことに、このKAIZEN策の意味を感じることができました。

以上、報告まで〜。

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