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09年度政府補正予算成立→文化関係は?

2009年度政府補正予算が、昨日29日に成立した。今回の補正は、追加経済対策の裏付けとされるもので、おどろくほどの超大型。文化庁の補正予算も例にもれず、過去最大級の315億円だ。

例の「国立メディア芸術総合センター」ばかりが注目を集めてしまっているが、他の文化関係補正予算の内容もしっかりつかんでおきたい。

5/13付の朝日新聞によると、以下の通り。

文化芸術支援に315億円 文化庁補正、過去最大級 (asahi.com)

文化芸術にかかわる国の予算が、今年度はぐんと増える見込みだ。政府が経済対策として国会に提出した09年度補正予算案に、文化芸術支援は315億円が盛り込まれた。年間の予算規模が約1千億円の文化庁にとって、過去最大級の補正となる。

目玉は、アニメやマンガなどの展示収集・研究の拠点となる国立メディア芸術総合センター(仮称)の建設費で117億円を計上。また国宝の建造物262棟を対象に、放火や盗難などの被害を防ぐため、計10億円でセンサーや監視カメラを設置する。ほかに、東京国立近代美術館フィルムセンターの映画フィルムのアーカイブ化や国立博物館所蔵の重要文化財のデジタル保存などに58億円▽地域の芸術団体の活動支援に47億円(各都道府県に1億円ずつ)▽囲碁や将棋、華道、茶道などの伝統文化に親しむ親子教室に5億円。


補正予算が成立すると、計画は具体的に始動する。
私たちも、その時迅速対応できるよう、上記施策に対する準備をしつつ、情報にアンテナをはっておきたい。
よーく見ると、自分たちに関係ありそうな項目も入っている。

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