ネットTAM

相乗効果

「おそらくKAIZENプロジェクトは、現時点までも試行錯誤だったと思いますし、これからも試行錯誤が続くと思うのですが、私が期待したいのは、個別の提案が個別に完結するのではなく、有機的に(偶発的に)相互に影響を及ぼし、連携し、相乗効果が生まれることです」

しばらく前、こんな文章を大澤寅雄さんがご自身のブログTORAO.docに書いてくださった。

個々のKAIZEN策が、有機的に影響しあい、連携して、相乗効果を生み出していく――まさしくネットTAM運営事務局が願うところだ。

その芽がちょっと見えてきているようにも思う。

残念ながら一次選考で採択とならなかった応募者が、「出場者の提案内容を聞きたい」と、何人も公開プレゼン大会に来てくださる(感謝)。パブコメで他のKAIZEN策をみて「すぐにでも一緒に何かやりましょうよ!といいたくなった」、との感想を送ってくださる方がいる。参加申込みに際して、本当に多くの方が、大会出場者の提案内容や「芸術環境KAIZEN」についてのご意見を書き込んでくださる。中には、提案されたKAIZEN策をご自身の専門知識をもってサポートしたいといってくださる方もいる!

本プロジェクトが、みなさんが互いに影響しあい、芸術環境KAIZENに向けて、何かが動き出すきっかけになれたら本望だ。根本的な環境変化には時間がかかるのかもしれないけど、相互作用はもう始まっていると思う。

☆公開プレゼン大会まであと3日!

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